3.11からを考える釜石フォーラム「つながる釜石 ~協働、そしてその先へ」のレポート・写真を掲載いたします。3月3日
基調講演 山崎 美貴子 氏 被災者支援は個別支援と基本とするが、一番大切なのは釜石で開催されている「お茶っこ」に代表されるような、地域づくり、 つながりづくりのような複数支援。これがみんなで生き、分かち合う力になっていく。
全体会
湯浅誠 氏 を座長として 各団体のこれまでの活動報告、釜石の支援活動の特徴が話題となりました。また、支援活動を地域の活動として有効に成立させるための項目について議論となりました。 カリタス釜石 伊瀬からは、「はじめは一人で、各地から訪れるボランティアを”宿屋のおかみ”のように受け入れていたなどのエピソードが紹介されました。
3月3日
分科会3 被災地におけるサロン活動
右京 昌久 氏 を座長として
釜石のサロン活動で特徴的なことは、各団体が「行政」と深いつながりを持ち、持とうとした。行政・各団体が参加するサロン運営会議が開催されている。釜石内で支援対象者についてある団体が質問をすれば、なんらかの答えがほかの団体からなされる。このようなことは他の地域では無いことだ。 また、「支援者の多くが宗教団体を基礎」としている。しかしそこで布教するとかそういった活動はしていない。目の前の課題を共に解決していくことに焦点が当たっていることも特徴だ、などの議論がなされました。
■日時 平成29年3月3日(金)14:00~17:30 18:00~交流会
平成29年3月4日(土)09:00~12:15
■会場 スコットホール(公財)早稲田奉仕園内 東京都新宿区西早稲田2-3-1
■主催 社会福祉法人 釜石市社会福祉協議会
■共催 特定非営利活動法人hands
■協賛 フィリップモリスジャパン合同会社、日本ユニシス株式会社、
立正佼成会一食平和基金、日本基督教団
■協力 中央共同募金会、公益財団法人日本国際交流センター、
東京ボランティア・市民活動センター、荒川区社会福祉協議会、
株式会社クボタ
■後援 復興庁、釜石市、岩手県社会福祉協議会